全ては気の向くまま思いつくまま

音楽、教育、ゲームのことなど好き勝手に書いてみようかなと思います。

イイねも確かにイイけれど。

授業でインターネットに関わる題材を扱っている。
当然SNSに関する記述もあるわけだが、生徒に聞いてみると今の高校生はSNSで知らない人にコメントをしたりDMのやりとりをしたりは基本しないらしい。
理由を聞いてみたら怖いと。だから友達同士で戯れあっているのだとか。
田舎の高校だから感は否めないが、まぁ生活圏の中高生はそれが大半のようだった。
まぁ散々生徒指導的な講演会で「インターネットは危険です!知らない人とは関わらないように!個人情報は与えないようにしましょう!」と言いまくっているので、指導の賜物といえば賜物なのだが、ちょっと寂しさもある。もちろん、みんなが正直に答えているとも思わず、その限りではないことは承知だが。

 

今でもインターネットの面白いところは、自分の知らないことを知る、自分の出会わなかった人と出会えることだと思っている。

自分自身、所謂インターネット黎明期にネットをはじめ、とりわけ吹奏楽の世界で知見も出会いも広がった。当時オフ会(もう死語ですねw)で知り合った人といまだに付き合いがあったりもする。
昔を振り返れば、基本掲示板にコメントをして、そのやりとりを楽しむか、チャットがあってそこに入り浸るか。まぁリアルに知ってる人もいたにはいたが、常にそこに未知の人との会話があって。昔もそれなりにトラブルはあったけど、総じて楽しかった。


いつの間にかHPはブログになりSNSになり、イイねを押せばよくなった。
イイねは確かに嬉しいし、それが承認欲求がバケモノ化している原因でもある。
イイねは簡単だけど、それよりも言葉を交わした方がより楽しいし、色々と深まると思うんだよなー。

もちろん、コミュニケーションを交わすのでマナーや礼儀、読解力や表現力も必要。
自分はネットでそれを鍛えられた気もするし(ついでにチャットでタイピングもw)、
今の高校生にも必要なスキルだと思っている。
今は個人情報を晒さないようにする=匿名の暴力になっているし、昔に比べるとほんと皆さん不寛容な時代なので難しいかもしれないけど、それでも未知の人との会話を楽しんでみたい。

 

最近、やっとここにも慣れてきて、興味を持ったブログの読者になったり訪問した先でコメントを残してみたりしている。
このやりとりが懐かしくもあり楽しくもあり。

現実逃避的に書き綴っている感もあるが(実際テスト作成は捗っていない笑)、続けていけるといいなー。